皆さん、大変ご無沙汰しておりました。 明日はこちらではサンクスギビングデー(感謝祭)です。 もともとはアメリカという国が誕生したその冬、原住民(ネイティブアメリカン)よりヨーロッパからの開拓者がとても厳しい冬を越すのに助け船を出し、沢山死者が出たのにもかかわらず、沢山の開拓者たちが生き永らえる事ができました。 翌年とても豊作だったので、開拓者たちが感謝の意を示すということで、沢山の食材をネイティブアメリカンの人たちに分かち合い、大いなる神様の愛に感謝した事が始まり...といわれてます。
このサンクスギビングデーを挟む週は、長くお休みを取って家族と一緒に過ごす人が多く、子供達の学校も昨日から1週間お休みで... 今年のベイリー家のサンクスギビングは、どこにも行かず、大きな食事も作らず(実は昨日ちょっとした手術をして左腕をあまり使わないように言われてます)、ブレントのお仕事先である、ARMY WARカレッジ内でのサンクスギビングのお食事に友人夫婦と行く予定でいます。
ところで... 私を含めるペンシルバニア日本人有志が引き続き支援をしております、仙台を拠点に被災地支援を精力的にがんばっているBe I Projectさんより、近況報告メールが来まして、以下の事が書いてありましたのでシェアーします。 彼らは支援金で、宮城県。野ノ島の船の待合所を作るプロジェクトをはじめようとしています。
「 お世話様です。島の視察に行ってきましたのでご報告致します。 頂いた支援金で「待合室」を建設予定です。 現在、島で必要とされているものは毎日使用している船を待つ待合室です。 津波で流されただけではなく島自体が地盤沈下してしてしまい満潮時には海水が上がり悩んでおります。 日本は申請や書類など建設だけでも時間が掛かりますが島の住民の為にも 全力で取り組んでいきます。 時間は掛かりますが皆様に素敵な報告を出来いる様に努めて行きます。 今後とも宜しくお願い致します。」
あのときから8ヶ月がすぎ、でもここに送られてきた写真から見えるのは、このBe I Projectが支援しようとしている小さな島には、まだ政府からの支援が充分届いていない...という現状。 津波にて壊滅的なダメージを受け、この島にはまだ一軒も食材をあつかっているお店がないそうです。 島の人たちにとって船に乗ること、それを待つ待合室は生活の重要な足といっても過言ではありません。 まだまだ支援を必要としている人たちがいます。 一人では本当に小さいことしかできませんが、皆で力をあわせればおおきいことをする事ができるし、物も動かすことができます。 ここで震災での出来事を風化させず、引き続き支援の手を差し伸べていきましょう!
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