2010年8月23日月曜日

エイプケーブへ...

日本の残暑は厳しいようですね。 こちらは最高気温20度超えるぐらいのすっかり初秋モードとなってます。 周辺の木々の葉も少しづつ黄色に色づいてきてますよ。

先日家族でセントヘレン山の南のふもとにある「エイプケーブ(洞窟)」にいってきました。 セントヘレン山は、近年アメリカ本土であった噴火では最近の1980年に大噴火があった山です。 このエイプケーブは、アメリカ本土では1番長いマグマチューブの洞窟なんです。(全長約4キロ) この洞窟のある場所は冬雪深いため、一般には5月末から9月末までしか公開されていません。 名前の由来は1950年に発見した地元のボーイスカウトのグループ名から取ったものだとか... この周りを取り囲む古代林に今も住んでいるといわれている‘ビッグフット’から付けた名前なのでしょうね。


1日5回ほど、フォレーストレンジャーさんによる、約45分間の無料のツアーもあります。 個人でもちろん中に入れます。 レンジャーオフィスで入山料(車1台$5)を払ってチケットを購入し、いざ出発! このオフィスでは、懐中電灯を忘れた人たちのために$5でランタンをレンタルしてます。

中はひんやり... トレーナーを着ないと寒いです。 さらに懐中電灯を持たないと何も見えない!! 真っ暗状態です。 足元も舗装されておらず、溶岩が流れたままのぼこぼこの状態ですので、足場には気をつけて歩かないと危ないです。 でも暗い中電灯を照らすと、溶岩が流れる際に削られたであろう洞窟の壁を見る事ができるんです。 


外の光が見えてくると、空気の気温も少しづつ上がってきて帰って来ましたーという感じです。 私にとって‘地球のおなかに入った...’というような、どきどきするような、なんだかほっとするようなひと時でした。

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