2012年10月14日日曜日

逆カルチャーショック_B'zのライブに参戦 in ワシントンDC

こんばんはぁ! 今日から10月も半ばですね。 今日朝起きたら、吐く息が白かったです。 昨日の朝は氷点下(汗)。 一気に冬が駆け足でやってきそう…

ペンシルバニア州に引っ越してくる前、ワシントン州でベッド&ブレックファーストを営んでいたのですが、こちら(ペンシルバニア)に引っ越してきてからも、宿時代のお客様がちらほら訪れております!

9月末の木曜日に常連さんがいらっしゃいました! 彼女のメインの目的は… 大ファンであるB'zの東海岸初コンサートを見るため!! 今回B'zのお二人はグループを結成してから25周年の節目となるために、大きいことをしよう…と初東海岸上陸!! この記念すべきライブを生で彼女はぜひとも見てみたかったようです。

そんな私は、どこかの映画とかの主題歌で聞いたことはあるが…ライブ… それもB'zさんのライブは行ったことがありません。(照) オールスタンディングとのこと… 今治りかけの右足じん帯、大丈夫かしら…?

無事に彼女が日本から到着。 うちの子供その3のお使いを頼まれていたので、そのお店へ… このお店もまたまたすごいので、別の回で書くことにしますね。 そのあとちょっと帰宅のラッシュに巻き込まれながら無事にメリーランド州、シルバースプリングス市へ… なぜメリーランド州? DCって言ってたじゃない?…と思われているかと思います。 ワシントンDCは本当に小さい地区でして、車で30分も運転すれば隣の州に入ってしまうんです。 このシルバースプリング市はいわば、DCに通勤する人たちのためのベッドタウンとでも言いましょうか… DCに向かうメトロもありとても住みやすそうな町です。

そんなひっそりした町に、殺気立った日本人女子たちが集合!!(怖) 前日の夕飯をお店で買ってたらでかい大阪弁で[○○○ちゃぁーん、みつけだでぇ~」ってB'zのTシャツを着たおば様がいて、彼女の声は店中にとどろいていました。(大汗) 今から明日のライブにビビッている私…

ゲストの彼女は当日早く並んでいい場所をとるつもりで(オールスタンディングなので、指定された席なし)ライブ会場となるライブハウスから目と鼻の先のホテルを取っておりました。 朝もハヨから(6時・汗)颯爽と並びに出かけていきました。私はフィジカルセラピーから言われている走り込みをするべく真っ暗で人々が出勤で足早に歩く早朝の町へ…

朝6時過ぎ。 まだ真っ暗です。
7時半を過ぎたところ。 ちらほら人が集まりはじめました。
 ライブ会場の前を通ったらどうやら彼女は一番乗りだったようです(驚) うちのゲストのように、日本からライブをみにいらっしゃる方、また全米中のツアーを追っかけていらっしゃる熱心なファンの方まで(驚)おって、改めて根強いB'zパワーを痛感… 
続々と朝からファンの皆さんがその晩のライブを見るためにやって来、日本から持参した敷物しいて建物の横に座って場所取り… これもアメリカでは見ないので、通り過ぎる人たちが柵で囲まれている場所に沢山の日本人が敷物しいて座っているさまは不思議だったのではないでしょうか? たまに人が立ち止まって「このビージーズ(大汗・読み間違えてる、あなた…)ってあんたたち並んでまで見たい人たちなの?」…って聞かれたり… ビージーズ…(大汗) 70年代、ディスコですか、あたしたち…?(笑)
[ここは日本人保護地区ですか?]と冗談を言われたりもしました。(笑)

会場1時間前。 ながーい列が出来て番地を囲んでます。
前日夜は雷雨でした。 そんな中夜中に傘差して並んでた人がいて(大汗)、そのライブ会場のオーナーさんが危ないし不憫に思ってその人たち(その時点で4人といわれてた)に、リストバンドを渡して、その並んでた証拠としてホテルに帰していたことが発覚… まずアメリカなんだから、その人たちは日本のように夜も安全で徹夜組してもいい…という概念を捨てるべきだった!! そこで仮に傷害事件とか起きてしまったとしたら、自分の身勝手な行動で、そのコンサートも、B'zにも、それを見るために来てくれた人にも迷惑がかかるということを考えなかったのかしら…?(怒) 改めて彼らは日本の安全神話でぬるま湯に浸かっているんだなぁ…と考えさせられました。 特にDCは15年ぐらい前に比べたら治安はよくなったものの、依然として黒人と白人の線が引かれ、夜になると地元の人でも若干危ないふういん気が漂うところであります。 朝からその人たちがまた並んでいたならともかく、そのリストバンドをもらった人たちが実際に”登場”したのは、会場20分前!!(大汗) 朝から並んでいたファンのみんなは大ブーイング!!(怒) さらに実際には4人ではなく15人ぐらいの人たちがVIPよろしく、並んでいる人たちを横に見ながら颯爽と開場していきます。 並んでいたファンが事前に情報をキャッチして、会場側と話してみたものの、「もう(リストバンドは)渡してしまっているので、今後同じようなことがないよう注意する」…というしか、会場側も出来なかったようです。(涙)

私のゲストの彼女も、会場時間になって勇んで入っていったものの、その”VIP"の軍団が一番前をずらぁぁぁ~と陣取ってまして…(汗) なので腑に落ちないながらも彼女はその人たちの後ろの列の、ステージの真ん中のポジションをGET!! それにしてもステージと私たちがライブを見るところがとても近くてびっくり!! 手を伸ばせば届きそう… ライブ中はボーカルの稲葉さんが私の頭上で歌っているようで、常に上を向いていたので、翌日首が筋肉痛…(苦笑)

前後しますが、このライブに行くことが決まったとき、まず彼女からCD3枚ほど送られてきて、曲を覚えるように”宿題”が与えられました!(笑) さらに並んで会場待ちをしているとき、ファンの皆様から色々伝授されたんです。 B'zのお二人の名前のほかに、そのほかのメンバーの名前、ライブ中に気をつけなければならないこと…等… 後ろから押されたらおしりで押し返す…とか、肘鉄入れる…とか、ヒールで足を踏む…とか…(恐恐) こんなんだったら、子供その1からフィールドホッケーのゴール用の防具&うちの弟からスティールトーブーツ(エンジニアの方が履いている、つま先の部分に金属が埋められていて、何か落ちてきたり…という怪我を防止するためのブーツ)を借りてくればよかった…(苦笑い) この方々、かなぁぁ~りツワモノです!! さらに会場1時間前になると、かわるがわる[ちょっと準備をしに…]とホテルにいったん戻り、”戦闘服”にチェンジして戻ってくる人多々あり!! さすがにうちの母ぐらいの人が、どピンクのタイトのミニスカート&ピンヒールには参りました(大汗)。

開場して私の前はその”VIP"の彼女たち、左側はゲストの彼女、後ろに稲葉さんが前かがみで歌うたび「稲葉さぁぁぁぁ~ん」と大プッシュで前に出てくる女性、そして右にワッキーな男性(大汗) さらにライブ後半からはそのワッキーな彼の後ろから、"とても汗ジューシー”な女性が参戦!! 彼女が動くたびにじょーろで水をまいているかのような汗しぶきが…(涙) 私のスニーカーが見る見るシットリしていきます。(号泣) 私は無事に生還できるのであろうか… 一抹の不安が頭をよぎります。 

ライブはとてもエネルギッシュで熱気ムンムンのひと時でした! もし本当にフィールドホッケーの防具をつけていたら、熱中症になっていたかもしれません(笑)。 でも… B'zはデビューから25年たった今でも音楽を通して人に元気を与えている人たち…すばらしいアーティストだ…と感心して帰ってきました! 



そんな私のゲストの彼女は翌日、次の会場のニューヨークに参戦するため、電車で北上して行ったのでした。 エネルギッシュな彼女… 私はもっているエネルギーを使い果たしたので参戦せず…(苦笑) でも私はライブもだけど、そのライブを取り囲む人たちのウォッチングのほうを堪能した1日だったような気がします。 色々あったけど、よい経験をした一日でした。


 

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