2012年1月29日日曜日

僕たちの(…お父さんたちの)熱い戦い-パイン ウッド ダービー

皆さん、明後日で1月もおしまいですね。 本当に早いものです。 先週降った雪も解けてまた小春日和が続いてます。

実はうちの長男(9歳)はボーイスカウトの小学生グループ「カブ・スカウト」に所属しているのですが、毎年この時期になると、全米各地で「パイン ウッド ダービー」という、松の木を削ってオリジナルのレーシングカーを作り、そのスピードを競う祭典があります。 製作期間は約1ヶ月。 本当に長方形の松の木をもらってきて、それをデザインするところから始まります。



今回ジョエルは初参戦。 私も初体験で一体どうしたらいいのやら… 周りの友人のお父さんたちにいろいろ聞いて、ジョエルをお手伝い。 ジョエルがデザインを決めたところで、ブレントさん、木を切り落とすのに助っ人。 そしてひたすら紙やすりをかけて車全体をスムースに仕上げていきます。 紙やすりが終わったところで、スプレーペイントを3時間毎ぐらいにまんべんなく色を塗っていきます。 4回ぐらい重ね塗りしたかな。 その後ディテールのお仕事で… お母さんお得意です!(笑) 窓にワイパーとかもつけてみました! でもコンピューターで検索してみると、「いかにしたらダービーカーを早く走らせることが出来るか」なんてサイトが沢山ありました! 皆さんいろいろされているのねぇ… 

こんなん出来ました! 周りの人たちから「当日、すごく燃えるわよぉ~!」って聞かされてましたが…
戦い当日… このエリアの3つのカブスカウトの団体が集まって総当たり戦です。 3つのレーンを走らせて速さを競います。 この「パイン ウッド ダービー」は、各車エンジンなどはついていなく、この下り坂のコースを重力だけに頼って速さを競うものなのです!! 
スタートが5時。 その1時間前に重量測定。 5オンス(141.75グラム)を越えるとその場で失格(涙)。 みんなミリグラム単位で、でも出来るだけぎりぎりの重さで登録したいので子供も、そのお父さんたちも必死です。
 重さがOK出ると登録し、それ以降は“持ち主本人”以外は触れなくなってしまうんですよ!! 実はレース中、途中で車輪が取れちゃった車があったのですが、大人がはめるとちゃんとはまる車輪も、本人以外は触れないので、子供なりの力で直そうと試みるのですが、やっぱりレースを走らせると、途中で車輪が取れちゃっていつも最後尾。(涙) きっとそのお父さんも見ているのがさぞかしつらかっただろうと思います。



会場に行ってびっくりしたのは、車を走らせる子供たちもさることながら、それをサポートしているお父さん達がもう本当に熱くて、熱くて…!!! 声援も「いぃぃぃぃ~けぇぇぇぇ~!!!」なんてしょっちゅうで…(大汗) この動画を見ていただければちょっとその場の臨場感を味わっていただけるかも…
うちの長男、真っ赤な車で挑んだ大会。 結局「ファイヤーめらめら賞」(参加者全員に何らかの賞がもらえます)と熊の部(年齢別のクラス)で一位となりまして、3月頭に行われる地域大会に進出です!! おめでとぉ~、ジョエル!!
兄ちゃんの車を見て、末っ子もほしくなっちゃって、おかーさん2台目作成中です(苦笑)

2012年1月25日水曜日

石巻の子供たちを救おうプロジェクト:感謝の言葉(二コールさんのブログ)


おはよーさんです。 先週末、ブレントさんを出張帰りの空港まで迎えに行った帰りから大雪に… 道路の線が見えませーん(大汗) 子供たちは雪がやっと降って大喜びでしたが… 学校は一日だけ2時間遅れでスタートしたほかは普通どおり。 こちらの皆さん、ワシントン州よりも冬に強い…と思うのは私だけでしょうか…

ところで、以前ブログでも書きましたが「石巻の子供たちからの感謝の言葉」 「石巻の子供たちに荷物が届いた!」、去年の3月に起きた東北大震災。 津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市の小学校の子供たちに文房具や生活必要品、お菓子、おもちゃなどのケア・パッケージを送ろう…という、友人のにコールさんのブログを通して「石巻の子供たちを救おうプロジェクト」がスタートしました。 当初私たちは20箱も送ることが出来れば大成功…と考えていたのですが… すぐに沢山の反響&協力を得る事が出来、世界各国の心優しい方々の支援で最終的に700箱を越える支援物資が石巻や仙台市内の学校の子供たちに届けることが出来ました!
そして、大晦日に私の元に届いた、石巻市立大街道小学校6年生のみんなからの「ありがとう」という沢山のお手紙… ニコールさんにも分かち合いたく、先日彼女の家に行ってお手紙を見せにいってきました! 

 一枚、一枚感動しながら見入っていました。 そして彼女、今日のブログにてそのことを書いてました。

本当に一人ひとり出来ることは限られてるし、小さいけど、みんなで力をあわせれば本当に大きなことをすることが出来る… それは国が違っていても「HOPE」という言葉はユニバーサル(万国共通)なのだと思います。 
引き続き東北のの被災者を含む、私たちの周りを囲む人たちに愛を示してあげることが出来たら本当にすばらしい星に私たちは生きているんだ…と思えるでしょうね。

2012年1月20日金曜日

ワンダフル・日本食!-手作り納豆への道

皆さんおはよーさんです。 実はむしょぉぉぉ~に納豆が食べたくなって、家にあるだけの大豆を一晩つけて手作り納豆を作ろう…と決意!! アメリカ西海岸にいたときは、ちょくちょく日系のお店に行って手軽に買うことが出来たので、ほしいときにほしいだけいつも手元にありました。

…が(汗)、ペンシルバニアに引っ越してきて、小さなアジアンストアーが点々とあって、冷凍の納豆があるのですが、どぉぉぉぉぉ~してもおいしい納豆が食べたくて… ちなみに日系のお店はニュージャージー州まで車で4時間…(涙) じゃ、自分で作ろうか…と…

以前より納豆の作り方は知っていて、でもまさか実践するとは…

一晩つけた大豆を十分水を切って、指で押してつぶれるぐらいまでやわらかく蒸かします。 大体1時間ぐらいかかったかなぁ…

その間に、以前買って冷凍しておいた納豆1パックを少しのお湯でといてのばしておきます。

蒸かしあがった熱々の大豆に手早く納豆液を混ぜ合わせ、きれいなタッパ半分ぐらいに(納豆菌が呼吸しやすいように大豆が空気に触れる面積を多くとるため)大豆を入れて、ふたをちょっとだけずらして(いっぱいずらすと逆に豆が乾燥して白く粉をふいた感じになってしまいます)クーラーボックスに入れ、一緒に熱湯が入ったプラスチックのボトルを一緒に入れて蓋をし、さらに上からブランケットをかけて保温。 

納豆は摂氏40度ぐらいが菌が活発に活動するそうです。 なので、その温度をキープするために、ボトルのお湯は6時間に1回ぐらい熱いのと交換。 納豆菌は摂氏100度でも死なないそうです!!(驚) やっぱりたくましい、選りすぐれたものが選ばれて今も生きている…という感じでしょうか… すばらしい生命力! だから体にいいのかも… 


24時間経過。 とても納豆らしくなってきました。 試食してみたのですが、大粒の大豆のせいか、歯ごたえがあってとても美味しいぃぃぃ~!!(嬉) この歯ごたえだったら、刻んでひきわり納豆にしたらとっても美味しいかも… 納豆はビタミンKやビタミンB12が豊富で、血をさらさらにするそうで… 特にいっぱい空気と混ぜ込んで糸が白くなるぐらいまで混ぜて食べると栄養価がさらにアップとか… 確かになんだかカマンベールチーズの味に似ているような… どっちも発酵食品ですからね。 マッタリした口当たりが特に…
もう少し寝かせてみようと思ってます。 ローカル日本人ともにもちょこっとおすそ分け… とても簡単なので皆さんもぜひ試してみてください。

ただ注意は、発酵させている間、かなぁぁぁぁ~りなっとぉぉぉ~の匂いが充満します(臭) その発酵中クーラーボックスが我が家では「パンドラの箱」状態で、うちの子供たちも近づこうとはしませんでした(笑)。 ただ、この匂い、発酵を終えてから、冷蔵庫で2日ほど寝かせるとかなり落ち着くようです。 

今夜うちのだんなさんが出張から帰ってくるのですが、この匂い、それまでに消えるのでしょうか…

2012年1月19日木曜日

大変、大変遅ればせながら…

ずっと、ずっと後回しになっていた「クリスマスレター」。 お正月もとっくに過ぎて1月半ばになってしまいました。(大汗) 今年はOn timeでクリスマスレターを書きますねー。

細く長ぁぁ~く復興支援

今日、ペンシルバニアは朝マイナス8度でした(寒)。 しかし、その上のミネソタ州はマイナス20度強だとか…(恐) バナナで釘が打てちゃいそうです。(汗) ちなみに、私たちが以前住んでいましたワシントン州やオレゴン州はここ数日大雪が降ったそうで… 子供たちは数日学校がお休み状態だそうです。

前回のブログにも書きました、こちらより微力ではありますが、被災地復興支援のサポートをさせていただいておりますBe I Projectさん、NHKより取材を受けまして、21日の朝7時半からの「ウィークエンド東北」の一部にて紹介されるそうです。 どのようにペンシルバニアのことを話されたのか気になるところ… 
21日(土)のNHKのウィークエンド東北にてBe I Projectさんが取材を受けました。

さらに、これまた以前ブログに書きました「フィッシャーマン・フレンドシップブレスレット(ミサンガ)支援」大作戦。 まとめておられるトモノテの皆様より、ペンシルバニアの皆様…と宛てた寄せ書きを書いていただいたそうです!(嬉) 一人では出来ることも限られてくるけど、みんなで力を合わせれば、多くのことが、大きく出来て、沢山のことが可能になる!! このミサンガもアメリカの皆さんに少しでも認めていただいて、東北の漁業の復興のお役に立てれば…と思います。
これからも息絶えず細ぉ~く、長ぁ~く東北の復興支援、ペンシルバニアからいきますよー!!

2012年1月11日水曜日

Be I Project 東北NHKから取材を受けられました。

皆さん、こんにちは。 今日はペンシルバニア、雨模様です。 気が合う友人とローカル日本人の皆様お勧めのタイ料理店に行ってランチ! これこれ、この味よぉぉ~!! アメリカンナイズされていないタイ料理!! おいしく頂戴いたしました!

ところで、昨日のブログで書きました、Be I Projectさん、私たちのつながり、被災地の子供たちへのプレゼントについて、東北NHKから本日取材を受けられたそうです。 ちなみにNHK放送日は1月21日です!!

これからも東北との繋がりを大切に頑張ります。


Be I Projectさんの本日のブログです。 http://blog.livedoor.jp/be_i_p/archives/5696361.html

2012年1月10日火曜日

Be I Projectさんからのメール_プレゼントが届いた!

ここ数日、ペンシルバニア州はぽかぽか陽気の小春日和で、うちの一番下も「公園に行こうよぉぉ~」とおねだりです。

ところで、クリスマスちょっとすぎにこちらから発送した、被災地の子供たちへのプレゼントが無事に、仙台市を拠点として精力的に被災地支援を行われている「Be I Project」さんに届いたそうです。 彼らから届いたメールを添付しますね。

「お世話様です。
クリスマスプレゼント無事に届きました!!

ありがとうございます!!

今回、ペンシルバニアのみなさんの繋がりがNHK(テレビ)で取り上げて頂けることになりました。

「ペンシルバニアからの贈り物を紹介したい」との依頼でした。

皆様の思いをメディアで紹介出来ることを嬉しく思います。

プレゼントも子供たちに渡せる場所が決まりましたので写真などを

後程お送り致しますね!!

島の支援なのですが現在は島の住人の方々から「待合室の前に瓦礫を片づける

ミニバックホー(ショベルカー)が欲しい」との声が上がってきました。

待合室は島の漁師さん達がどうにかする!と言って頂けたのでお任せして

島の復旧を先行して話が進んでいます。

僕自身も少し悩みましたが島の人達の思いを第一に考え一番いい形行ければと思います。

また進展次第ご連絡致します。」

…とのことでして… 今からプレゼントを受け取る子供たちの笑顔を見るのが楽しみです! そして、微力ながらもペンシルバニアより被災地のサポートをしていることを、メディアに取り上げてもらえることもうれしいことです! 引き続き被災地には息の長い支援・サポートが必要です。 メディアを通して、まだまだ被災地には支援を必要としている人たちがいるんですよ…という事が伝わればいいかなぁ…と思います。

こちらで集めた支援金の使用目的も、(個人の希望ではなく)野ノ島の住民の皆さんが必要とされているものであるならば、それに役立てられるのであればすばらしいことだと思います。 野ノ島は小さい島で、政府は瓦礫が片付いた…と報告されているようですが、実際のところ、まだまだ瓦礫の処理が必要なところが多々あるそうです。 さらに島には一軒もお店が再建できていなく、島の人たちは船に乗って本土に渡って食材など必要なものを買いに出かけられているそうです。 本当に瓦礫の片づけが一段楽したときに、次の復興のステップが踏めるような気がするのです。


ここ、ペンシルバニアから引き続き、私たちにできることを支援できたら良いですね。


2012年1月8日日曜日

感謝…という言葉…

皆さん、こんにちは。 ここ数日ペンシルバニアは穏やかな小春日和を送っております。 昨日から、この周辺で一番大きいお祭り‘ペンシルバニア・ファームフェアー’がスタートしました! 私はジャムやパイを出展したかったのに、申し込みに間に合わなく今年は断念…(涙) 来年はチャンスを逃さず出展しますよー!!

ところで、2011年もおしまいだねぇ…と言っていた大晦日… 日本から小包が届きました! 送り主は津波の被害を受けた宮城県石巻市に住む私の専門学校の友人… あけてみたら沢山の「ありがとうレター」が入っていまして…(驚) このお手紙の主(たち)は、以前「石巻の子供たちを救おうプロジェクト」で、最終的に700箱を超える世界各地の心温かい方々からの支援物資が届いた、石巻市立大街道小学校6年生のみんなからだったのです! 

 




 一枚一枚、本当に丁寧にお手紙が書いてあって、一生懸命描いたんだろうなぁ…という絵が描いてあったり… 中には「僕の家は津波で流されました。 僕の友達も津波で流されました。 でも皆からいただいたプレゼントが僕を元気にしてくれました。」…と書いている子も… 本当に命からがら津波から逃げて、本当に大変な思いをしているのに、少しの物資に感謝の言葉が言える子供たち… 本当に純粋な心を持っているなぁ…とこの子達のお手紙を読みながら、私のほうが従順な気持ちになりました。 このブログに全部のお手紙を載せられないのが残念!! 本当にすばらしいお手紙をいただいて、私の心はポッカポカ…

このいただいたお手紙たちを訳して、クリアーフォルダーに入れて、協力してくれたこの周辺の学校に回覧で回し、地元の新聞社にもお話しすることで、この周辺で東北の子供たちのために協力してくれた方々に「ちゃんとあなたの気持ちが石巻の子供たちに届きましたよ!」と伝えてあげたいと思っております!