ところで… 東北大震災以降、微力ながらサポートをさせていただいております、Be I Projectさんから「海沿いの漁師さんたちの支援をするためにミサンガを売るプロジェクトを始める予定です」と伺いました。 もちろん、そのミサンガ、アメリカでも売りたいので送ってください…と伝えましたので、近いうちペンシルバニアにも届くことになっております! 津波で家や生活に必要なものが津波でなくなってしまったほかに、漁師としての仕事道具である網や漁網、ウキ… すべて津波が持っていって、失ってしまいました。 それでも、海にまた戻ろうとしている漁師さんたちをサポートするべく、その奥様方が、漁網を補修するときに使う糸を使ってミサンガ(アメリカでは“フレンドシップ・ブレスレット”と呼ばれてます)を作り、それを売って彼らを支えよう…と行動に出られたそうです。
以下、Be I Projectのブログより、引用です。
「マザーミザンガの会代表大和美代子
このたびはミサンガへのご協力誠にありがとうございます。
このたびはミサンガへのご協力誠にありがとうございます。
私たちは3月11日の大津波で破滅的な被害を受けました。
家屋はもちろん、家財道具、仕事の資材、漁船と全てのものを失いました。
それでも避難所生活を続けながらこの地でまた以前と同じような生活を取り
戻したいと思いました。
男性たちは漁を再開すべく海岸の瓦礫の処理作業を始めました。そんな中
我々女性たちも何かできることはないかと模索し始めたときミサンガの話を
頂き「自分たちにできることでもしかしたら生活の再出発の糧になるかもしれ
ない」と思いました。
はじめは、被災した糸を拾い集めたり、善意で各地から送って頂いたりした
糸を使いました。
この糸は漁網の補修に使う糸で丈夫です。ミサンガは手首や足首に結び、
自然に切れれば願い事が叶うとされていますが、あえて簡単には切れない
ことに皆さんとの「絆」の意味を込めました。ミサンガを編み込んでいる時は
無心になれ心の安定剤のようでもありました。さらに収入が得られれば生活
再建のの力にもなると思っています。早く復興することが皆様はじめ、支援し
て下さる皆様への恩返しだと思っております。
これまでに得た収入は家具、日用品、暖房機、衣類などを購入しました。今
は仮設住宅に暮らしておりますが今後のことも考えながら無駄のないような
使い方をしたいと思っております。
Mother Misanga -Fishing net friendship bracelets-
These misanga, Japanese good luck bracelets, are 100% woven from fishing nets and the yarn used to repair fishing nets from Ogatsucho village. Recycling the fishing nets, the people of Ogatsucho are starting a new life from the old by weaving their hopes and wishes into these bracelets. Originally, misanga are meant to give good luck and grant a wish when they fall off. Made of fishing nets, however, these misanga are valuable because they won’t easily fall off. They symbolize solidarity and ties between people, a new circle of support between Tohoku and around the world; it is in their strength that they are valuable.」
こちらに届きましたら、私のジュエリーショップに支援グッズとして、載せたいと思いますので、皆様のご協力お願いいたします! ちなみに一本$15です。 収益はすべてBe I Projectさんを通して宮城県雄勝のマザーミサンガさんに寄付される形となります。
大体の瓦礫の整理がついた…と言われていても、断熱剤のない仮設に住まわれている方々の支援、この雄勝の漁師さんのようなお仕事の支援などなど、まだまだ支援を必要としている方々が沢山います。 ここで支援を終えず、息の長いサポートをこれからもできたら良いですね。
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